大体の内容は、世界的な空前のシーフードブームと気候の変化による漁獲量の変化でわたしたちの食卓の上から魚が消えてなくなるかもしれないという物。
その他イワシの漁獲量の変化からクジラの問題まで世界中の魚の分布や漁獲高なんかが俯瞰できる内容で、分かったような気にさせてくれるのがこの本のいい所でしょう。
例えば瀬戸内で真鯛は年間どれくらい水揚げされているのか、そして今まさに自分が釣り上げた真鯛がその中の何分の1本にあたるのかとか・・・自分が住む町の近くの漁港のあり様から世界の水産業全体をミクロにマクロに読みやすく分かりやすく解説されています。
例えば瀬戸内で真鯛は年間どれくらい水揚げされているのか、そして今まさに自分が釣り上げた真鯛がその中の何分の1本にあたるのかとか・・・自分が住む町の近くの漁港のあり様から世界の水産業全体をミクロにマクロに読みやすく分かりやすく解説されています。
こういう「環境と魚」をテーマにした本は何冊読んでも印象に残らないのですが、これは読み物としても面白いので、釣り人のみならず輸入魚の問題に興味のある魚食べるのが好きな人にもお勧めできます。
Amazon.co.jp: これから食えなくなる魚: 本: 小松 正之
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