場所は鳴門海峡、船はおなじみの「つるぎ」。
今回のメインタックルはオシア炎月(投式)の6ft4inモデル。
オシア 炎月(投式)[OCEA]: 製品情報|シマノ
http://fishing.shimano.co.jp/cat/detail.asp?k=100280
去年発売された鯛カブラロッド「炎月」のスピニング版というもので、リールは「07ステラC3000HG」が組み合わされてました。
・・・で、今回はスピニングタックルでのカブラ釣りの可能性を探りに・・・といった趣向。
■スピニングでのカブラ釣りって・・・
結論から言うと、このスピニングのカブラ釣り、手軽で良いかも!?といった感じです。
今やかなり普及しているエギングに使える位の2500番程度のスピニングリールがあって、PEの細いのが巻いてあればそのままロッドだけ用意すれば「カブラ釣り」が出来る!?と言っても過言では無いでしょう。
ロッドはもちろん「炎月投式」のような専用の物が望ましいですが、6~7ft位のウルトラライトなシーバスロッドやバスロッド、ミディアムライト位のトラウトロッド、、、例えば本流でサツキマスが狙えるようなロッドで、ある程度のクオリティーのものであれば転用してもなんとかなりそうな感じです。(笑)
スピニングタックルを使うコツはカブラ投入後、着底まで「糸フケ」を出来るだけ出さないように、スプールに指を添えるなどして、暴れるながら放出されるラインに多少の抵抗を与えて整流させてやることです。極端に水深があるとか強風や複雑な潮の流れの中とかの厳しい条件以外では、そんなにベイトに引けを取らないと思います。
■オシア 炎月(投式)S641Fについて
エンドグリップはベイトモデルを踏襲した感じで、いわゆるキャスティングロッドとして見れば長めの設定。
「投式」とは言ってもポッパーやペンシルでナブラ撃ちするような積極的に投げるイメージではなくあくまでもカブラをボトムコンタクトさせてからスローリーリングさせるというどちらかというと「ジギング」に近いイメージの釣り方なのでこのエンド長にしたのでしょう。
ガイドは細いPEライン使用への最適化でエギング用のロッドによく見られるLDB、LCSGガイドなどで構成。
調子は思っていたよりしっかりした印象で、クセの無い先調子竿という印象でした。着底感はもちろんベイトタックルに一歩譲るものの、60と70グラムで100m超の水深に落としてもしっかりボトムが取れて、しなやかなティップでスローなリーリングも安定してます。わたしが上がるまで大型真鯛だど信じて疑わなかった寒鯛の(笑)大きな引きでもこのロッドはまだまだ余裕を感じました、大きな青物なんかもかなりイケるのではと。(笑) ■07ステラC3000HG
2500Sと共通のボディーにギア比6.0:1を与えた「ウルトラハイギア」ともいえるスピニングリールです。
リーリングはあくまでも軽く・・・というか、ハイギアの重さは全く感じません。
特に100m超の水深からのカブラ回収時も非常に高速でノンストレス。
去年ベイト版「炎月」ロッドによく組み合わせてた「メタニウムMg7」の「75cm」もあのコンパクトなのベイトリールの中ではかなり早い部類なのですが、ステラC3000HGはハンドル一回転辺りの最大巻き上げ量が「88cm」と、その気になれば深場からの回収の早さはきっと船上最速でしょう。(笑)
ドラグ作動時の高い安定感は細糸で大物と対峙した場合「このリールだから捕れた」と言えるような場面もあるような気がします。
自重230グラムのリールとは思えない高いパフォーマンス振りでした。
さて、このライトなスピニングタックルでのカブラ釣りですが、わたしは2005年の7月にこれと似たようなスピニングタックルを持って「つるぎ」にお邪魔しています。
2005.7.20 鳴門海峡http://idisk.mac.com/iccyan/Public/2005_0720naruto/index.html
この時はイワシに付いてるマダイを「ジギング」で狙ってたんですが、初心者のはまちゃんは釣れて、わたしはダメ。思えばこの釣行が鳴門海峡におけるわたしの真鯛〇〇ズ記録の幕開けとなってたんですね。(笑)
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