2007年7月31日火曜日

シーボーグ150S

ベイトタックルでゆっくり巻き上げて真鯛を釣る「真鯛カブラ」の釣りをしていると「巻上げを電動リールでやれたらね~」と考える釣り人は少なくないかもしれません。
わたしが初めて真鯛カブラをした時は電動リールで、40号の棒鉛の付いた天秤の先にリーダー、そして小さなカブラが付いている仕掛けを等速直線運動させて釣るものでした。
今の細糸PEラインで60グラム前後のカブラ単体で底取りするやり方の場合、従来品の電動リールではスプールをフリーにした時の回転が重過ぎますし「糸送り機構」も対症療法でしかないでしょう。

ダイワのシーボーグ150Sを初めて見た時、真っ先に確認したのがスプールの回転の軽さでした。ラインを左右に振り分けるレベルワインドが強制駆動されているリールの中では屈指の軽さと言えるほどで同社の小型の電動リールの「300FB」と比べても「圧倒的に軽い」と言えます。
ロッドアクションを要求しない「電動真鯛カブラ」の釣りでの釣り人の仕事は「竿を持っているだけ」になります。さらにロッドホルダーの使用が可能な凪いでる日などは持つ事すら必要でなくなってしまいます。
スポーツフィッシング的なルアーゲームと違って、あくまでも「伝統漁法」である「真鯛カブラ」の釣りは、その成り立ちや精神的な部分でも「合理性」や「自動化」などとの親和性は非常に高い物だとわたしは思っているので「電動真鯛カブラ釣法」はひとつの進化形として定着していく事になるのかもしれないなと・・・思ったりするわけです。(笑)

Fishing Web Catalog-シーボーグ150Shttp://fishing.daiwa21.com/index.asp?ItemID=3691

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