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2008年1月3日木曜日

釣り鈎の「動的なイメージ」

皆様、明けましておめでとうございます。
今年も「西向くサムライ釣りブログ」をよろしくお願いいたします。

今年のわたくしめのお正月ですが、あまり出歩かずに自宅でゆっくりしています。

Yahoo!映画 - ルネッサンス
http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/renaissance/
こんな映画をDVDで観たり・・・
このフランス製のSF映画は普段あまり映画を観ないわたしでも3回も観てしまいました。
好みが分かれる感じもありますが、これはお勧めです。
ま、釣りとは関係ないですけど。(^-^)

釣り関係といえば・・・



ソルトワールドのフック吉成さんの釣り鈎の記事を楽しく読ませていただきました。

釣りの道具立てを考える時に魚に一番近い「釣り鈎」と人間に一番近い「リール」・・・そしてその間を取り持つ「ライン」は個人的に釣りのカーネル的な部分を考える上で一番先に意識するところです。

「ルアー」「ロッド」「メソッド」的な部分の方が思考の順番としては先になる事が普通だと思うのですが、個人的にはそこは釣り場でのお楽しみして置きたい部分・・・という感じです。

ま、単純にアプローチの違いなだけですけど。

フック吉成さんの記事は釣り鈎をバイトからフッキングまでの「動的なイメージ」で考察されていて読み物としても楽しいです。

で、この「ソルトワールド」を本屋で立ち読みしてるとフックさんの記事のだけでなく「セイルフィッシュ」に「ハマダイ」が気になって・・・本自体も重くて・・・レジを通してしまいました。(笑)

お正月も、もう3日ですねえ。(´-`)

2007年12月28日金曜日

「写真の力」

こう見えても「写真撮影」は長くやってます。

「釣り」と一緒でなかなか上達はしないんだけど・・・。

デジカメを使い出してから結構枚数も撮ってるようで・・・この間パソコンの写真のファイルを整理していたら大体1日平均で10枚くらい撮ってる計算になるようです。

わたしとしては「カメラ」とは単純に記録に残すということが主目的。
・・・で、そうありながらも「絵」にも少しはこだわりたい・・・といった感じです。

お魚の写真なら「生きてる」というか「活きてる」状態のものを撮りたいと。・・・で、「ライブ感」とうか「シズル感」的なものが出せたらなと。

このブログにも色々な方が撮った写真を掲載していますが、中にはとんでもなく低画質のものも届きます。それでも写真の持つリアリズムは文章には無いものがあってテキストと共に掲載することが多いです。
「話」としてだけではなく「現物」の視覚に訴える説得力こそが「写真の力」その価値は画質だけに依存するものでは無いと。もちろん綺麗に撮れてるに越したことは無いんですけどね。(笑)
・・・で、「フィッシング・カフェ2008年冬号」のテーマは「写真の力」モノクロの表紙が「只者ではない!?」と思わせるとおりの充実の内容・・・今月号は保存版です。

ちなみに本誌で紹介されている「UPSTREAM」という写真集の作者であるチャールズ・リンゼイはカナダ生まれで、なんとわたしと同い年。

同い年で活躍している人を見ると心底うらましいです。わたしも姿勢だけでもアップストリーム!!・・・と、いきたいもんです。(^-^)

2007年10月8日月曜日

「これから食えなくなる魚」小松正之


大体の内容は、世界的な空前のシーフードブームと気候の変化による漁獲量の変化でわたしたちの食卓の上から魚が消えてなくなるかもしれないという物。

その他イワシの漁獲量の変化からクジラの問題まで世界中の魚の分布や漁獲高なんかが俯瞰できる内容で、分かったような気にさせてくれるのがこの本のいい所でしょう。
例えば瀬戸内で真鯛は年間どれくらい水揚げされているのか、そして今まさに自分が釣り上げた真鯛がその中の何分の1本にあたるのかとか・・・自分が住む町の近くの漁港のあり様から世界の水産業全体をミクロにマクロに読みやすく分かりやすく解説されています。

こういう「環境と魚」をテーマにした本は何冊読んでも印象に残らないのですが、これは読み物としても面白いので、釣り人のみならず輸入魚の問題に興味のある魚食べるのが好きな人にもお勧めできます。
Amazon.co.jp: これから食えなくなる魚: 本: 小松 正之