2007年10月31日水曜日

オーナーばり「マイクロソリッドリング」

ジギングをするソルトウオータールアーマン以外にはあまりポピュラーな物ではないですが「パワーリング」の細めの物がオーナーばりから発売されました。
従来品はヘビーな物しかなくて一番小さな4.0mmのものでも最大変形値が80ポンド。
破断値という事になると表示は無いもののこれの数倍は軽くあるので強度的にはよっぽどの超ど級の獲物で無い限り実質一番小さいこの一種類だけで全てのジギングゲームをカバー出来る事になります。

今回発売されたオーナーの「マイクロソリッドリング」は内径で「3.5mm」「4.5mm」「5.5mm」の3アイテムで変形開始値が「47~64ポンド」
この数値を見ると少し頼りなさげですが破断値は「160~263ポンド」と、「変形しても良い」という条件ならこれまた一番小さい物で概ねカバー出来る事になります。

ルアーとラインを接続する金具は、スナップにしてもリング類にしてもあまりに大きいとルアーのシルエットの変化が気になりますし、重量バランスも変わってルアーの動きのキレの低下を招きます。見た目もクドイ接続は美しくないですしね。(笑)

特にショアやパヤオなどでのキャスティング用の小型のジグはループノットを何種か使い分けていましたが、小さなリングの登場でリグの自由度が上がる事でしょう。

2007年10月29日月曜日

隠岐の島のチョボ磯

放浪するゲームアングラーのフック吉成さんですが・・・
今月25日に雑用でこちらから電話を掛けるとどうも電波状態がよろしくない。
後から彼からのメールで、25日は島根県は隠岐の島の某チョボ磯(笑)に居たとの事。

・・・で、釣果はメジロ3にハマチ1だったと。

メインターゲットのヒラマサは根ズレバラシ1のみと、この時期にしてはイマイチな釣果だったとか。
ちなみにこの日のハイライトはマグロのヒットで新品のPE4号を全損させた事。
磯でジグばっかり投げてると毎年一度はこんなことがあるんだそうです。ちなみにヒットジグは撃投125のピンクゴールド。フックはカット泳がせの26号。フォールで来ましたと。

・・・それにしてもオシイ!!

捕ってたら夢の「ショアマグロ」だったのに。
ま、フック吉成さんのリールから新品のPE4号を全部引っ張り出したんですからとんでもなく大型のマグロだった!?・・・という事にしておきましょう。(笑)

尚、今回写真は無いんだそうですが、ビデオ撮影してたんでその辺は映ってるそうです。(笑)

2007年10月23日火曜日

VARIVAS キルトジャケット

そろそろ「涼しい」から「寒い」という感じになってきて綿入りの暖かい衣類が恋しい季節です。
・・・てな訳で、今回は釣り以外にもオシャレに着られるバリパスの軽いブルゾンをご紹介。

■とりあえず性能や機能
中綿素材の「アウトラスト」は、単位質量当りのエアの量が多い、いわゆる「ハイロフト」タイプで、少量で大きな空気の層を作る事ができるものです。
摘んだ感じは「綿」の存在感が無いくらいです。このタイプの中綿を使用したウエアは薄いながらも効率の良い防寒性能が期待できます
同じ暖かさなら薄い方が着心地が良い訳で、特に乗り物での移動時、ダウンやフリースに比べて不必要に着膨れし難く、脱いだ時や持ち運び用としてもかさ張リ難く道具としてみても使い勝手は良いと言えます。

3つのポケットは全てファスナー付きで、財布、携帯、車のキーなどの貴重品がポケットから落ちるのを防いでくれます。ま、服のポケットに色々入れるのはあまり好きではないですが、入れることもままありますからね~。

■大事な見た目
ディテールを仔細に観察しても、縫製や仕上げが良くてなかなかオシャレで長く着られそうな感じです。
カラーも定番のブラックの他に写真のブラウンというのが釣りのウエアとしては異色で個人的には好みです。

■VARIVASブランド
「VARIVAS」ブランドであまりにも有名な「モーリス」というメーカーは「ポンドテスト・クラスライン」という概念を古くから釣糸に導入した日本のゲームフィッシング用ラインのパイオニアです。
モーリスの製品はわたし的には「Max Power」シリーズを始めとするソルトのヘビーなルアーゲーム用のPEラインのイメージが強いですが、高いクオリティーのナイロン、フロロのラインは渓流、ロックフィッシュなどのウルトラライトなゲームから磯釣りや石鯛、はたまた船の超大物釣りまで、確固とした信頼とブランドイメージを持っています。

■最後に・・・・・・この「VARIVAS キルトジャケット」ですが、左胸に控えめにあしらわれた「VARIVAS」のロゴが釣り人を少しクレバーで、釣りが少し上手そうな感じに見せるブルゾン・・・てな感じに仕上がっています・・・とは誉めすぎだけれども。(笑)

「VARIVAS キルトジャケット」
ブラック・ブラウンM~3Lメーカー希望小売価格¥16,000

MORRIS WEB:http://www.varivas.co.jp/

2007年10月20日土曜日

「ソアレ」ブランドのスピニングリール

前回のメバルブランド「ソアレ」の記事でリール・ロッドは今現在「ソアレ」ブランドでは展開してないと書きましたが・・・

西向くサムライ釣りブログ: シマノの新しいメバルブランド「ソアレ」http://amberjacker.blogspot.com/2007/09/blog-post.html

・・・今回リールがデビューしてきました。

その名も「ソアレ1000PGS」と「同30-2500HGS」

ベースになっているリールはマグネシウムボディーの「ツインパワーMg」で、メーカー希望小売価格4万円クラスの高級リール。
これに07ステラで好評のAR-CスプールとストレートタイプのEVA製軽量ハンドルノブを装備。
その上スプールのブランキングもゴージャスに2列の仕様になっての登場です。

小型でローギア仕様の「1000PGS」と2500番サイズでハイギアの「2500HGS」の2アイテムのラインナップです。

「1000PGS」はギア比4.3:1で、ハンドル一回転当りの巻き取り量は52cm。・・・これはハッキリと「遅~い」といえるもので(笑)短尺軟調なメバルロッドと組み合わせて足元の遅くて刻んだ釣りに向いているでしょう。

「2500HGS」はギア比6.0:1で、ハンドル一回転当りの巻き取り量は85cm。大型リールのローギアタイプに匹敵するリトリーブレシオはハッキリ「速っ」といえるもので(笑)長尺硬調なメバルロッドと組み合わせて沖合いの良型メバルを狙う釣りに向いているといえます。

ちなみに「ソアレ30-2500HGS」の「30」は「30cmオーバーのメバル」という意味なのだとか。・・・こういう部分は少しシャレているといえなくなくなくも無いです。(笑)

個人的にはステラのすぐ下のクラスの高級リールがメバル専用のブランドで発売される事に対して若干の釈然としない思いがありますが、毎年高級化していくロックフィッシュゲームの動向や、他社との競合、発売時期なども考えると市場のニーズにマッチしてるのだと言えるのでしょう。

全2機種、本体価格¥42,500~¥44,500
ソアレ / ソアレ30 [Soare]: 製品情報|シマノ
http://fishing.shimano.co.jp/cat/detail.asp?k=100071

2007年10月19日金曜日

アルテグラアドバンス

エギング専用機として先行発売された「セフィアBB」のいわば「ルアー専用版」といえるもので同じ大きさなら値段も同じで、ハンドルの形状とボディーカラーなどの変更で差別化しているようです。

西向くサムライ釣りブログ: セフィアBB2500S
http://amberjacker.blogspot.com/2007/08/bb2500s.html


簡単に言うと要求される性能や仕様がいくら同じでもルアーマンがエギング用のリールを買うのには抵抗があるだろうと、出されたリールだと思われます。(笑)

小型のスピニングは、その使用用途的に主にナイロンラインを使う「エサ釣り用」とフロロやPEの細めのラインを使う「ルアー用」に大きく分かれます。大きくはフプールが深いか浅いか、ハンドルがワンタッチかマシンカットか、ノプがストレートかT型か・・・などの違いで主要なボディーのコンポーネンツは共通だったりする事が多いです。

3号のナイロンラインが150m巻けるスピニングリールの汎用性なんていうのは絶滅危惧指定!?な今、リールに求められる仕様は「ワンジャンルワンシリーズ」の時代になったのかもしれません。

アルテグラアドバンス本体価格¥14,500~¥17,500

アルテグラ アドバンス[ULTEGRA ADVANCE]: 製品情報|シマノhttp://fishing.shimano.co.jp/cat/detail.asp?k=100037

2007年10月15日月曜日

「西向くサムライ釣りブログ」が携帯で!!

「西向くサムライ釣りブログ」はそのまま携帯にURLを打ち込むと文字化けして読む事が出来ません。
そこで、色々試してみましたが、グーグルの「ページクリエーター」で作成したページを経由すると見ることが出来るようです。
右のサイドメニューの「URL for mobile」というタイトルの下にQRコードとURLを貼ってありますので、ぜひアクセスしてみてください。
わたしのカシオ製のauでは確認していますが、その他のキャリアは未確認です。
また、ご感想をお聞かせ下さい。

タングステン炎月入荷

長らく切らしていた「タングステンタイプ炎月」が久し振りに入荷してきました。
お得な「無塗装タイプ」もあります。


「炎月替え鈎」も初入荷。
純正タイプのバランスが好みの方には手間要らずで便利ですね。

以上、業務連絡でした。

2007年10月11日木曜日

カーゴフィッシングパンツPA-121F

このタイプのフィッシングパンツは実釣時や釣り場への移動時はもちろん、着替えとしてシャツやシックスなどと共に携帯するなど結構活躍の場の多いアイテムです。

素材的にもナイロン100パーセントの物に綿と化繊が7:3の物、生地の薄い物に厚い物、あと膝から下が切り離す事ができる「デタッチャブルタイプ」など、季節やロケーションに応じて使い分けたいところです。

この秋発売されたシマノの「カーゴフィッシングパンツPA-121F」は秋から冬に対応したしっかりめの生地を採用。
車の鍵などが無くならない様配慮された腰のファスナー付きポケットを始め、合計6つのポケットは実釣時に機能的で、適度にカジュアルなデザインは普段にも履ける体裁を持っています。
素材はナイロン100パーセントでその速乾性は「濡れ」に強いだけでなく洗濯時の乾きも早く、遠征時の荷物を少しは軽減してくれる事でしょう。

メーカー希望小売価格が¥6,500と同社のフィッシングパンツとしては安めの設定なのも嬉しい所です。
色は写真の「ペールカーキ」に加えて「ブラック」も展開されていて「LS」や「LLS」など恰幅の良いオヤジ世代にも対応しているところも注目です。(笑)

2007年10月8日月曜日

「これから食えなくなる魚」小松正之


大体の内容は、世界的な空前のシーフードブームと気候の変化による漁獲量の変化でわたしたちの食卓の上から魚が消えてなくなるかもしれないという物。

その他イワシの漁獲量の変化からクジラの問題まで世界中の魚の分布や漁獲高なんかが俯瞰できる内容で、分かったような気にさせてくれるのがこの本のいい所でしょう。
例えば瀬戸内で真鯛は年間どれくらい水揚げされているのか、そして今まさに自分が釣り上げた真鯛がその中の何分の1本にあたるのかとか・・・自分が住む町の近くの漁港のあり様から世界の水産業全体をミクロにマクロに読みやすく分かりやすく解説されています。

こういう「環境と魚」をテーマにした本は何冊読んでも印象に残らないのですが、これは読み物としても面白いので、釣り人のみならず輸入魚の問題に興味のある魚食べるのが好きな人にもお勧めできます。
Amazon.co.jp: これから食えなくなる魚: 本: 小松 正之

2007年10月6日土曜日

新しいルビアス

今回の「ルビアス」の一番の注目点は「一から開発された専用設計」になったということでしょう。

前モデルは高級機の下級移行モデルだったのが商業的にヒットした為、この価格帯、同じ名前で新たに設計して型を起したのだと思われます。
剛性の高いカーボン素材をマシンカットにする・・・という技術で小型のスピニングリールに求められる軽さと必要十分な強度を両立!!・・・という事のようです。

パッと見た感じは同社の最高機種のイグジストの意匠を受け継いでいる感じで万人向けのデザインといえます。
細かく見ると樹脂製ながらもマシンカットの精緻なつくりで、パーツ接合部分のチリ合わせもなかなかの精度に見えます。・・・あと特筆すべきは手に持った時で、アルミ特有の金属的な冷たい感じが無くて、冬場のメバルゲームや早春の渓流釣りのルアーフィッシングなどに快適であろうという事。
この大きさのスピニングリールに求められる軽さを中心とした性能を過不足無く備えている感じです。・・・2~3万円の「セルテート」「イグジスト」互換のダイワ製のリールの購入を考えている向きにはこの秋注目の一台でしょう。

写真左が浅溝タイプの「2506」、左が深溝タイプの「2500」
前のモデルでは「2506」と「2500」との間のスプール互換性が無くて、アフターパーツ市場を混乱させていましたが新型ではもちろん差し替え可能で「セルテート」「イグジスト」ユーザーには「高性能な末っ子モデル」という感じでしょう。


・・・で、後半は「先代ルビアス」というリールの成り立ちを書いてみようかなと、もしかして間違っている所があるかもしれませんが平にご容赦を。

先代というか初代ルビアスの原型は「チームダイワ」ブランドで軽いマグネシウム製のコンパクトボディーに樹脂製の軽量浅溝スプールを組み合わせたいわゆるダイワ精工の「ドデカコンパクト」コンセプトを一番具現化したリールとしてフロロの4~6ポンドを使うバス釣り用の高級スピニングリールとしてデビューしたのでした。

その後、流行しだした極細PEを使ったエギング用としての適性にもそのリールのパッケージングがたまたま向いていた事と、マグネシウムボディーの防錆技術の進歩でメインシャフトを「トーナメント系」に換装した「エアリティー」ブランドでソルト用のスピニングリールとしてデビュー。デビューしたての頃は「2500」スプールだけだったのがチームダイワ系のメインシャフトを復活させて樹脂製の「2506」スプールを乗せてマシンカットハンドル仕様のモデルもその後に追加。
そしてその「エアリティー」のコンポーネントの多くをそのまま流用し下級移行させたのが初代の「ルビアス」というリールでした。

今もさらにその「ルビアス」をエギング用にハンドルを中心にリファインした「エメラルダス」ブランドで現行モデルとして未だ人気リールとして発売中です。

Fishing Web Catalog-ルビアス
http://fishing.daiwa21.com/index.asp?ItemID=3952

2007年10月3日水曜日

フック吉成さんの柏島

2日フック吉成さんは高知県柏島へ釣行。

トビワタリから赤バエに磯替わりされたそうですが、青物玉砕。
荒れ気味でヒラスズキバイトは多数。キャッチは55~60を3尾。

いわゆる小型の数釣りで、ヒラスズキ用の竿がなく、青物用でやったのでムチャクチャなタックルバランス。やりとりには気を使いました・・・との事。

確かに「冬布団物干し級」のロッドですね。
ダンプカーで近所のコンビニ行くような感じですかね!?って違うか(笑)

これは見事ですよね。お疲れ様でした。

2007年10月2日火曜日

原村さんの沖の島


9月28日、なんの情報も無いまま3名で沖の島へ釣行されたそうです。
原村さんたち3名以外他の釣り人は居なかったとか。(笑)

結果ヒラマサ80cm、スギ95cm。
1回カンパチらしきダッシュは惜しくもリーダーブレイク!!
「残念、根の裏の裏まで入っていくような感じです。カンパチは難しいです。」原村さん談。

「カンパチはやっぱ男の釣り物だな」・・・と思いを新たにするわたくしめでした。