2007年4月30日月曜日

炎月実釣会Vol.2

・・・で、実釣です。

船長の合図で真鯛カブラ「炎月」をボトムへ送り込み、タッチアンドゴーでゆっくりと等速直線運動をさせます。
シャクリを入れたりするのは不可。

この真鯛カブラを等速直線運動させるのが案外と難しいです。
カブラの抵抗を手に感じながらスローにリールを巻くのですが、手や肩に力が入るとダメで「リラックス」して「頑張らない」方が上手くいくみたいでした。(笑)

あと、ジギングと圧倒的に違うのがその運動量で、当日は気温が低い事もあったのですが春物のウエアの上に終日フリースとレインの上下を着てちょうど良いか少し寒いくらいでした。
シマノのVTRのスタッフは上下ダウンを着ていてビデオ録りはかなり寒いのだとか。

真鯛カブラ「炎月」には「鉛仕様」と「タングステンタイプ」とがあります。
タングステンの落下速度は目を見張る物があり、100m位の水深であれば是非タングステンを使いたいと思いました。
逆に夏場のイワシ真鯛の時期など40m位の浅場でよく釣れる時は鉛仕様で十分だと思います。


ポイントに拠ったら頻発する根掛りですが、クラッチを切りラインを緩めた状態でシェイクすればかなりの確率で外す事が出来ます。

バイトからヒット、ランディングまでは、残念ながらわたしはちゃんと体感できなかったのですが(笑)、佐々木さんはロッドを海面に向けたまま立て過ぎずに上手く取り込んでおられました。


SHIMANO「炎月」http://fishing.shimano.co.jp/body/product/salt/engetu/engetu.html

オーナーばり「ゲームプライヤーGPシリーズ」出荷再開

久し振りにオーナーのゲームプライヤーが入荷してきました。
カテゴリー別にGP-10から60まで5種類の幅広いラインナップで、わたしが愛用しているのは一番小さなGP-10と大きめのGP-50です。
写真はGP-10、当店売価¥1,800。渓流やメッキゲームなどいわゆる「ひみはな」クラスで非常に使いやすいプライヤーです。

シザーズ派生タイプと比べて剛性の高さが特長で、スプリットリングオープナータイプのプライヤーとしては「切る」「外す」「引っ張る」などの機能もなかなか高いレベルにあって、値段もお手頃なのが嬉しいところです。


オーナーばり-カルティバ アクセサリーのページ-http://www.owner.co.jp/jp/cultiva/accessories/accesoriy.html

2007年4月23日月曜日

炎月実釣会Vol.1

4月18日に鳴門海峡で行われたシマノの「炎月実釣会」の印象をレポートしながらシマノの「炎月システム」を何回かに分けてご紹介しようと思います。

で、今回はリール、ロッドの使用感などを・・・

--------------------ロッド
「炎月」のロッドには先調子の「FFタイプ」とレギュラーテーパーの「Rタイプ」があります。
どちらも持った感じが軽く、視覚的な細さの印象よりは非常にパワフルな感じ。

真鯛カブラ用として「らしさ」を感じるのは「FFタイプ」です。
ソルト用のルアーロッドとしてみれば異例に柔軟なティップ。
・・・でもそれでいて、強靭なバットにスムーズに調子が移行していくベリー
・・・ロッド全体のテーパーデザインというか調子は、個性的でいながら良くまとまっているように感じました。

「Rタイプ」はジギングなどのルアーゲーム用のロッドに近い調子です。
ベテランルアーマンには「R」の調子の方が自然に感じるかもしれません。普通に大きな真鯛が捕り易そうな調子です。

購入時、どちらの調子を購入するかは店頭で振ってみてその時のお好みで良いでしょう。
けど・・・ もし2本ともあれば「ファーストテーパー」と「レギュラーテーパー」の違いを学習するのに恰好の教材になる事でしょう。(笑)

高級版の「オシア炎月」と廉価版の「ゲーム炎月」の実釣上での違いは感じませんでしたが、シマノが採用する美しいコルクとメタリックな塗装の意匠。そしてガイドのフレームをチタンにこだわる向きには「オシアタイプ」がベストバイかもしれません。
手の形に上手く添う形状のインジェクションのリールシートは「オシア」「ゲーム」共通です。

--------------------リール
第一にレベルラインを逆転時に駆動させ無い事によるライン放出時の回転の軽さのメリット。

第二に止まっているレベルラインとスプールの距離に余裕がある事による極細PEのフリクション切れ回避などのメリットから、真鯛カブラ用の両軸リールはロープロファイル型がスタンダードな形になっていきそうです。

実釣では「スピードマスター」と「ベイゲーム」を使い比べました。

ギア比はどちらも7:1で、ベアリングの入り数とハンドル長の違いなどの兄弟リールです。
同じ性能のリールであれば、ギア比は低く、ハンドル長は長くするほど、巻上げ力が出ますが、回転のスムーズさという点においては、ボディーの剛性、ギアリング、ベアリングの入り数など、リールの基本性能の方に大きく依存します。

「スピードマスター」と「ベイゲーム」の場合、ハンドル長はベイゲームの方が長いのですが、回転のスムーズさにおいてはスピードマスターの方がやや印象が良かったように思います。

・・・さらに高性能なメタニウムMgを使えばきっとこれじゃなきゃな~と思うんでしょうけど。(笑)

SHIMANO「炎月」
http://fishing.shimano.co.jp/body/product/salt/engetu/engetu.html

2007年4月17日火曜日

「フィッシング・ウィズ・ジョン」少しだけ観られるみたい



当ブログでもご紹介しました映画「フィッシング・ウィズ・ジョン」ですが・・・

西向くサムライ釣りブログ: 映画「フィッシング・ウィズ・ジョン」DVD発売
http://amberjacker.blogspot.com/2007/03/dvd.html



少しだけ本編が観られるようです。(^-^)

http://www.f-w-j.com/flash/flash.html

いよいよあと10日もすればわたしの元にも届くでしょう。
お楽しみです。

2007年4月16日月曜日

パーク岡崎の愛媛県深浦磯釣りレポート

4月15日、海物語倶楽部という釣りクラブの第一回決起会にパーク岡崎さんも参加されたそうです。

海物語倶楽部一同が全員揃うのは初めてで、3月と今月サークルフィッシングに出演された森下覚三さん、高橋秀典さんにゴッド樋口こと樋口秀夫さんとパーク岡崎さんとで一日釣りを楽しまれたそう。

全員に釣果があり、なんとパーク岡崎さんは40cmを超えるグレを釣ることができ正会員として認めていただいたのだそうです。

参加の皆様お疲れ様でした。

・・・それにしてもパーク岡崎さん、最近絶好調ですね。(^-^)

2007年4月14日土曜日

ジギングタックルVol.9

もうビンテージともいえる75リットルのオリムピック製のクーラーボックスです。
これとイグローの150を釣況や人数などの具合で使い分けています。

わたし的に75リットルは室戸沖用として必要最少限度の大きさといえます。

買った当時、国産のウレタンクーラーとしては最大級の大きさを誇り、軽量な割に頑丈で、保冷力と気密性が高いなかなかよく出来たクーラーボックスです。
夏場、氷で内部の気圧が下がるとフタがテコでも開かなくなる位気密性が高くて、飲み物を入れる時、コンビニ袋をフタに挟んだりしています。

大きなようでも食料の入ったコンビニの袋なら4人分、イスとしてなら2人掛け、ベッドとしたら1人用です。(笑)

沖縄の久米島へマグロを釣りに行った時は行きはタックルボックスとして、帰りはマグロ用のクーラーボックスとして活躍してました。

あと表面がでこぼこしているイグローと違ってステッカーが貼りやすいのも魅力のひとつかも知れませんね。(笑)

2007年4月9日月曜日

ジギングタックルVol.8

車積み込み時のバック類です。

2個のバッグの上に載っているオレンジ色のトートバッグはVol.7で紹介したウエアが入っていて港で着替えて着てきたものを入れて車に放り込んでおきます。

下の左側の四角いバッグは45リットルで、とりあえずはリール位しか入ってなくほとんど空っぽですが、コンビニで買った食料や飲み物を入れるのと、日が昇り気温が上昇したときに朝一厚着したウエアを入れておく入れ物にしています。
夏場のローカルな釣りでは持っていかないことも多いです。

下の右側のバッグは25リットルで、今まで紹介した小物が全て入っています。

わたしが愛用している四角いバッグは元々磯釣り用に開発されたクールバッグですが、遠征時には飛行機に積み込むコンテナになるし、釣り場では耐衝撃性と防水性に優れた道具入れになってとても便利です。

海水に晒されるソルトゲームで使うバッグはファスナーの固着に注意が必要です。マメに水洗いをしてやってファスナー部へフッ素系スプレー(わたしは徳用の「PEにシュ!」)を定期的に吹き付けてやると長持ちします。(^-^)

2007年4月8日日曜日

パーク岡崎の沖の島底物通信

「シックス・ボトムズ」という謎の石鯛の釣りクラブの広報担当のパーク岡崎さんですが、 4月6、7日と高知県沖の島へ石鯛釣りに出掛けたそうです。

初日の6日は「白岩の地」に上がり一投目に70cmのコブダイ。その後何も無かったとか。


2日目7日は姫島の南の磯に上がりこれまた一投目から40cm強のへダイ。

その後はパーク岡崎の生涯最高にファイトした魚と言ってもいい強烈な引き。

なんと37番のワイヤーハリスをブッチ切って行きました。

魚種は不明のまま。

同行者は2日目にウツボを1尾。

・・・簡単にいうといい釣りなんじゃないでしょうか、ねえパークさん。(笑)

この模様は4月10日の「サークルフィッシング」で・・・コーナー作りましょうか。(^-^)

2007年4月7日土曜日

セルテート ハイパーカスタム

店先でお客さんのリールを修理やオーバーホールでお預かりする時、ローターを左手でロックして右手でハンドルを動かして、メインギアとピニオンギアの隙間を診ます。
それで大体どれくらい使われたリールか分かります。
さらに回転の軽さや外観など、総合的に俯瞰すると分解しなくてもそのリールの履歴がある程度は見えてきます。

その「メインギアとピニオンギアの隙間」ですが、ダイワには「高強度C6191特殊合金」をマシンカットした恐ろしく頑丈なのギアを製造する技術があって、わたしが4年以上使っている「ソルティガZ6000」にも採用されていますが、まだギア回りに隙間は全く無く、交換の必要は未だ感じていません。

そんな高強度なギアも小型化が出来なくて、小型スピニングリールへの搭載は見送られてきましたが、今回高精度小型化に成功。人気のセルテートシリーズに搭載されました。

実機をみるとオールシルバーで紺色のセルテートとは別のリールに見えます。
・・・これは色で売れるかも。(笑)
持つと表示からくるイメージ程は持ち重り感は無く、なんとなくソルティガシリーズに似た感じのバランスです。

メーカーのアフターが期待できないような僻地へ長期間釣りに行く人などは唯一無二の選択になりそうなリールです。

写真は3000番、メーカー希望小売価格¥63,000

ダイワのHP-Fishing Web Catalog-セルテート HYPER CUSTOM
http://fishing.daiwa21.com/index.asp?ItemID=3684

2007年4月6日金曜日

炎月タングステンタイプ入荷

鉛仕様に加えて真打ちともいうべきタングステンタイプが入荷してきました。
特長はシルエットの小ささで同じ重さの鉛仕様に比べると半分くらいのボリュームに見えます。
潮が早い時とか、魚がスプークしてる時などにかなり有効なのではと。

で、この炎月シリーズをプロデュースした佐々木洋三さんが、わたしのラジオ番組「サークルフィッシング」にゲスト出演されます。
4月17日は生放送で、真鯛カブラについて。
4月24日は収録になりますが色々面白い話が聴けたらと思っています。

4月18日はわたしも久し振りに鳴門海峡で「真鯛カブラ」の釣りをする予定になっています。
こちらの結果は本家HPでレポートいたします。

さて、どうなる事やら。(^-^)

2007年4月4日水曜日

ジギングタックルVol.7

冬物のウエアです。

エサ釣りに比べて運動量の多いジギングのウエアは透湿性能の高さとレイヤード(重ね着)がポイントになります。

左上の白いのは綿入りのサロペットパンツ。
右上はゴアのレインジャケットです。・・・ショート丈でウエストベルトに干渉しないようになってます。
手前左はポーラテックの200番の分厚いフリースパーカ。オーバーヒートしないようノンウインドストッパータイプです。
中央はエコギアのニットキャップ。なにより風で飛んでいかない所が良いです。(笑)
右は自動膨張式のエアジャケット。

釣りのウエアの洗濯の仕方は、ウエアの裏に着いているタグを参照して頂くのですが、
基本的にはアンダーやフリース系インナーは洗濯機がOK。
レインウエア系の防寒服は水で潮や汚れを流して水分をしっかり拭き取って、陰干しです。

2007年4月2日月曜日

ジギングタックルVol.6

釣ってる時に身に付けているものです。

前はこれに気圧計の付いたプロトレックを腕にはめていましたが、元々腕時計は苦手で、最近時間はライフジャケットのポケットに入れた防水携帯で見ています。

左のウエストベルトにはプライヤーシース、その時によって挿すプライヤーが違うので空っぽのままです。
・・・で、黒くて大きいのは竿尻を当てるパッド。
グリーンのL.L.Beanの入れ物は偏向グラス入れ・・・とりあえずこれも空っぽ。
上の方にあるベージュの入れ物には根掛り外し器が入ってます。

赤いグローブは、わたし用にしてはワンサイズ大き目が届いてしまってまさに手違い。(笑)
しかしそれが意外と脱ぎ履きし易くてこれはこれで具合が良いです。

その隣のロッドの筒を切ったような入れ物には偏向グラス。
買った時に付いていた無駄に豪華な真鍮製のケースはオウチでお留守番。

で、最後は魚を絞める用のナイフ。


・・・貸し出し用だけれども。(笑)

2007年4月1日日曜日

ジギングタックルVol.5

シマノの25リットルのバッグの上ブタを開けると一番最初に使うルアーが入ってます。
重さ、シルエット、バランス、色違いで適当に3~4個位すぐ使えるようになってます。
奥の茶色い布袋には35cm位の各種大型ジグが入っていて、まずはこれにデカイフックを付けたものを使って様子をみます。

朝は暗い中リグったりする事もある為、夜釣りでなくともライトも必携です。
最近はLEDになって小型で明るくて電池の持ちもかなり良いです。
写真の小さなヘッドライトは単三一個用ながらも十分に明るくて、これがあるとリーダーがガイドのフットに通っているようなミスは少なくなります。(笑)

左の牛の絵のケースはVol.1で紹介したプライヤーやハサミが入ってる物ですが、10年位使っているのがモロバレです。(笑)