2011年4月28日木曜日

阿波哲とステンレスフック

阿波哲の武知船長の事を書こうと思いながら結構月日が経ってしまった。
釣り船阿波哲武知船長はエイ出版のソルトワールドなどで紹介され、そろそろ全国的に知ってる人も多いかもしれない。
エサ釣りからジギング、キャスティング、トローリングなんかも・・・店で色々釣り話をしてると若いのに知識が豊富で話していて楽しい船長だ。
今年に入って船も大型化し伊島周辺からもっと遠くのポイントへも楽に移動できるようになって、若手の注目度ナンバーワンの船長!・・・といったら良く言いすぎか。(笑)
そんな武知船長にステキ針のステンレスフックのテストをお願いしたのは去年の話。
今では人気商品になっている「ステキ針ステンレスファイター」ですが、去年初めて見たときは色々な考えが交錯し、扱う前に実際に使ってみたいなと。
新製品やまだ使ったことのないのラインやフックは店で商品として扱う前にサンプルがあったら自分で使ってみるのですが、忙しくて釣りに行けないときは船長やお客さんにお願いすることもあります。
釣り鈎で「ステンレス」というのは案外珍しい。
その防錆性や強度など・・・ソルトのルアーフィッシング用のフックとして適性はどのようなものか興味深い所。
去年テストしてもらったのは「太軸」だったんですが見事にメジロの腹部を貫通して上げてきたのだそうです。
・・・で、今回4月6日は「通常の線径」のフックをシングルで使用。形は伊勢尼。
これまたハマチのお腹にグサッと。(笑)

メッキを施していない無垢のステンレスのフックはポイントがシャープで、それが貫通性の良さに繋がっているのかもしれませんが、もっと使い込んでみないとなんとも言えないかもしれません。
船長曰く、フックが軽く魚が吸い込みやすそうで、錆びにくくポイントが擦り減っても研ぎ増しができてなかなかな良いとの事。
武知船長はこのステンレスフックにウルトラダイニーマの50号を根付し「一撃」と名付けて愛用してるのだそう。
・・・まさに一撃。(笑)
写真は4月6日の阿波哲の釣果。全部で100キロ超あったとか。

徳島県 阿南市中林漁港 係留  釣船 阿波哲  
船長 武知哲生

ステキ針ステンレスファイターはイツキフィッシングで購入できます。→こちら

2011年4月3日日曜日

エギングロッドでヒラスズキ

月が変わって4月1日マイティーくんからメール。
マイティーくんはどちらかというと青物とか大物とかを狙うのが得意な感じのアングラーですが、最近ヒラスズキもよく釣ってるみたいです。

体長58cm。
ロッドはエギ用でメインラインはPE0.8号、ショックリーダーは12ポンド。
うーん実はイカ釣りに行ってたか?(笑)

ランディング中、魚がテトラポットの中に入ってしまって引っこ抜くのにバッサバサに波を被りまくり、ずぶ濡れになりながら、ハンドランディングに成功されたと。

また近いうちにもう1回行ってこようかなとマイティーくん談。

2011年4月2日土曜日

カヤックでメバル釣り(3月19日)

「3月にカヤックで試釣会しませんか?」と鳴門のホライゾンの尾崎さんからお誘いを受けたのは年明け早々だったか。
実は5年程前にも同様のツアーを試みてて藤原くんのフローティングベストを膨らませただけでノーフィッシュで終了・・・別にいいんだけど少し情けない。
今回はいい釣りしたいということでメーカー系ベテランアングラー2名とこのような釣りにめっぽう強い若者アングラーをガイドに、「ガチンコ必釣部隊」を結成。
しかし・・・3月になって、メンバーのギックリ腰、ヘルニア、結婚記念日の旅行とダブルブッキング、と離脱者多数。
あえなく解散した「ガチンコ必釣部隊」(笑)
うーんと悩んでいたときにウチのカフェでお茶を飲んでたお嬢さんたちに「カヤックに乗ってみませんか?」と誘ってみたらなんとやってみたいと。
・・・というわけで「ガチンコ必釣部隊」改め「チームキレイどころカヤック隊」
「ガチンコ必釣部隊」では「カヤックでルアーフィッシングの可能性を探り・・・」とか思ってたわたしも「チームキレイどころカヤック隊」においてはどうしても欲しい釣果のために鳴門のエサヨシでメバル用のサビキを物色するという暴挙に。(笑)

カヤック試釣会当日は快晴で絶好の釣日和。今回注目のフネはシーバードというメーカーのカヤック。
グラスファイバー製でも比較的安価な値段設定でロッドホルダーも装備。個人的にも興味津々。暫し災害や原発の事故の事など忘れて1日楽しみました。
待ち合わせポイントの模様。こんなに天気がいいなんて普段の心掛けがやっぱりネ。(笑)


入れ食い間違いなし!!・・・の予定だったんですが。上の写真のメバルは貴重な釣果に。
よく考えたらメバルやら真鯛やらをサビキでとかは苦手だった。(笑)
次回はジギングで青物狙いのカサゴ釣りでもしようかなと画策中。

2011年3月16日水曜日

マイティーくんの地震の前の日のヒラメとイカ

3月の徳島県としては今日は珍しく雪が降りました。今夜は冷え込むんだそう。
雪が降る東北の被災地で冷え込む夜を過ごす気持ちはどんなものか。
ふんだんに暖房用の燃料と食料があれば・・・。
暖かい場所でお腹いっぱい食べたらとりえず人間少しは落ち着くもんです。
今日は我が徳島県からレトルトカレーやインスタントラーメンを大量に積んだトラックが被災地へ出発したとか、アメリカ海軍のヘリがいきなり降りてきてカラフルな食料を大量に置いていったとか・・・
それなりに明るい話題はありますが、なかなか物資が届かなくて困窮している地域もあるようです。
一刻も早く隅々まで物資が届くようお祈りしてやみません。どうかみなさん頑張ってください。

で、話題はマイティー上原くん。
写真は震災1日前の10日に釣行した時のものだそうです。

このイカは2550gだったそうです。
ちなみに彼は赤十字に義援金を納めてきたそうです。
こういう映像見ると少し和んだよ、マイティーあんがとね。(笑)

そしてこの写真の次の日の11日は歴史に残る日に・・・
わたしは釣具屋のオヤジなので皆様に釣具をお届けして喜んで頂くのが仕事なんですが、11日に出荷した東北、北海道方面の宅配便は翌日に全て帰ってきました。
今ではもう殆ど再送、到着済になっていますが岩手県などへは今もお送りすることが出来ません。

それにしてもあの映像・・・
黒い波が防波堤を越え、船や車を押し流し家を破壊していく
津波の映像を見たときは言葉をなくしました。
原発も事故が起きて・・・
なかなか進まない震災の救助活動や原発の事故の処理。
ツイッターで有用な情報を共有したり、鮮明な動画で津波の記録が個人でもできたり・・・
ネットやデジタル機器の進歩は凄い。そしてそれが大きな力を発揮することもある。しかしながら生身の人間は大きな自然災害、またヒト自身で作った暴走する原発の前にあっては、ほとんど無力な存在なのだ。

2011年2月11日金曜日

ディープライナーが「スロースキップVIB(ビブ)」発表

3月末頃発売だそうです。ディープライナーの2011年モデル「スロースキップVIB(ビブ)」
スロースキップVIB(ビブ)はリフト時にジグ自体を横にキープし、フォール時もヒットゾーンにサミングを入れることにより、ジグが横向きになった状態を演出、よりナチュラルにフォールバイトを誘発します。またフリーフォールでは、ボディーを大きく揺らしながら斜めに落ちていき、これまでのスロースキップシリーズには無いフォール体勢が魚を魅了します。(ディープライナーパンフ原文そのまま)
ちらほら見て目を引いたのは55gという微妙に今までにないライトウエイトな物と540g、570gというこれも微妙に今まで無かったヘビーウエイトなものがある点。
またジグのパンフ写真のジグ裏面の映像はフレックに比べややエッジがあるように見えます。
形から来るイメージだけでも色々動きを想像してしまいますね。
カラーは人気のNSゼブラやレッドゼブラももちろんあります。
イツキフィッシングでご予約承っていますのでよろしくお願い致します。

うーむ、これはイツキカラーも勢い作らねばなるまい。(笑)