2008年1月20日日曜日

スティンガーバタフライ アシストフック

リールにメインラインを入れたり、PEとリーダーを結束したり、アシストフックを作ったり
・・・釣りに行く前の細かい準備は必要だけれど面倒くさいものです。
特にシングルフックに組糸を繋ぐのは個人的に、はっきり「嫌い」といえます。(笑)
出来れば少しくらい高くても良いから既製品で気に入ったのがあればと結構鈎屋さんのジギング用のフックの新製品にはいつも注目しています。


・・・で、シマノから4月発売予定のジギング用組糸付シングルフックです。


このフックは実を言うと9日の室戸沖でこれのプロトタイプを使ってました。
160グラムのジグにMサイズのフックを取り付けてたんですが・・・
結果、見事メジロの口のいい場所に掛かっていました。
とりあえず釣れると好印象ですね。(笑)

●メーカーからの資料によると・・・・

・シャンク(軸)部を研磨し細くする事で組糸との結束部分のスリム化と軽量化を実現。スリムに仕上げると引き重りも少ないし軽いと魚に吸い込まれ易いかもしれません。シャンクを研磨する事による強度の低下はゲイブ(フトコロ)の最深部を軸寄りにする事で直線的な強度に依存する事によってカバーしているそうです。

・ポイントはややネムリ気味で力の逃げにくい角度とし、バーブ(カエシ)までがスローテーパーでフッキング率の向上を目指しているのだそう。


●使った印象では・・・・

・リングに直接組糸を短く取り付けてあるのでジグにフックが絡まりにくい。

・ネムリ気味なせいかストレートポイントのフックを使用していた他のメンバーより根掛りし難くかった。

・一本のフックで色々な魚を釣ったがポイントはシャープなままだった。

・貫通性が良く細いロッドの使用が可能な感じ。


ジギング用のシングルフックはミミ付きの磯用の大物鈎や管付きの泳がせ用のフックを転用しているケースが多いのですが、このアシストフックはフックを作る段階から組糸を根付する事を念頭に置いた専用設計で高い完成度を目指したものだと言えるでしょう。


ちなみにジギング用の組糸付シングルフックを「アシストフック」と一般に呼びますが、これはテールにトレブルフックが付いている前提で呼ばれていた名残です。

「フロントフック」という呼び方もありますが最近ではリアに付ける事も多いですし。(笑)

代わりの適当な呼び方ってなかなか無いもんです。

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